「会話」のクラス
慣れない仕事で帰宅後すぐに寝てしまう。
というか、地下鉄の中でも寝てしまって、終点の駅で肩をたたかれること
しばしば。
そんな中で、週1回の中国語のクラスは、私にとって息抜きというか
心待ちにしている楽しみの一つ。
クラスメイト達は皆、私よりも流暢な人たちばかりで、
彼らの話を聞いているだけでも勉強になるけれど、
まさに「会話」というのにふさわしいクラスだと思う。
このクラスに決める前にもいくつか中国語教室を回ったけれど、
「会話」と名のついたクラスでも、テキストを使って、まさに学校の授業。
私の考えとしては、テキストを前に勉強するのは自分ですること。
クラスは普段の勉強をいかして自分を表現する場所。
先生やクラスメイトとのやりとりで、自分が準備していなかった方向へ
話が進んだりして、思っている以上に自分の意見を相手に伝えられない。
そこで「日ごろの勉強で出来た気になっていた」のが
実はまだまだだった事に気がつく。
そんな小さな失敗という記憶のきっかけをつくって表現を身につける。
そういった意味では、今通っているクラスは私にとって理想的。
誰かが自分の意見を表現して、他の人がその意見を聞いて
それに対してまた意見を言う。
こういったスタイルの中国語スクールが増えれば
中国語で表現することがもっと楽にできるようになると思う。